2026/03/17
レゴ®シリアスプレイ®とは?仕組み・効果・進め方を専門家がわかりやすく解説【2026年版】|クック・ビジネスラボ
「レゴ®シリアスプレイ®って、子どものおもちゃで研修するってこと?」「本当に効果があるのか不安…」——そんな疑問をお持ちの人事・研修担当者の方へ。本記事では、MITメディアラボ×レゴ®グループの研究から生まれ、NASAやGoogleも採用した「レゴ®シリアスプレイ®(LSP)」の仕組み・効果・進め方を、導入実績100社超 受講者累計6000人超のプロが図解・事例つきで完全解説します。
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レゴ®シリアスプレイ®とは?

レゴ®シリアスプレイ®(LEGO® SERIOUS PLAY®、以下LSP)とは、 レゴ®ブロックを使って個人の思考・価値観・チームのビジョンを「立体的に可視化」し、全員参加の対話を生み出す組織開発・人材育成のための研修メソッド です。
単なるレゴ®遊びではありません。MITメディアラボとレゴ®グループとの共同研究から生まれた体系的なアプローチであり、NASA(米国航空宇宙局)・Google・ボストンコンサルティンググループをはじめ、世界中の企業・政府機関・研究機関で採用されています。日本でも三菱商事・NTTデータ・ソニー・パナソニックコネクトなど、多くの大手企業が導入しています。
普通のレゴ®遊びとどう違うのか

レゴシリアスプレイ約48個で構成された専用キット
一般的なレゴ®遊びとLSP研修の根本的な違いは、 「目的」と「問い」の設計 にあります。
LSP研修では、認定ファシリテーターが事前に設計した「お題(問い)」に対して参加者がブロックを組み立て、作品に意味を込めて語り、他者からの質疑を通じて気づきを深めます。「何を作るか」ではなく「何を語るか」が核心です。
LSP研修と一般的なレゴ®遊びの違い
- 目的が明確:チームビルディング・ビジョン浸透・相互理解など、組織課題に直結したテーマを設定
- 問いの設計が鍵:認定ファシリテーターが「十分に不明瞭(sufficiently unclear)」な問いを設計し、参加者の深層思考を引き出す
- 全員が発言する構造:順番に作品を発表・質疑するため、役職・年齢に関係なく全員が同量発言できる
- 行動変容への接続:ワーク内の気づきを言語化し、職場での実践行動に落とし込む設計がある
なぜ今、企業研修にレゴ®が使われるのか
【うんこドリル】文響社ではたらくワクワクをレゴ®シリアスプレイ®で語る(前編)
従来の研修が抱える「3つの限界」
多くの企業が毎年研修予算を投下しながらも、こうした声が絶えません。
「研修をやっても、翌日から職場の空気は何も変わらない」 「いつも同じ人ばかりが話し、発言しない人は最後まで沈黙したまま」 「外部講師の話に感動しても、3ヶ月後には誰も覚えていない」
これらの原因は、研修の 「設計思想」 にあります。知識を一方的に伝える座学型研修では、参加者は「聴く側」のままであり、自分ごととして落とし込む機会が生まれません。
LSP研修が解決する3つのこと
LSPが解決する組織の悩み
- 受け身の研修 → 全員参加の体験型へ:手を動かしながら考えることで、「聴く側」から「創る側」に変わる
- 発言の偏り → 全員が均等に語れる場へ:作品を介することで、普段発言しないメンバーの本音が自然に引き出される
- 感動で終わる研修 → 行動変容への接続へ:気づきを言語化し、職場での具体的なアクションに落とし込む設計
研修・ワークショップの具体的な進め方(5ステップ)

クック・ビジネスラボのLSP研修は、以下の5ステップで設計・進行されます。
Step 1:「お題(問い)」を立てる
研修・ワークショップ当日、認定ファシリテーターはまず参加者に「お題」や「問い」を提示します。
この「お題」は 「十分に不明瞭(sufficiently unclear)」 であることが重要とされ、適度に抽象的でイマジネーションが働きやすいものを設定します。たとえば「理想の職場とは?」とするのか「最高のチームとは?」とするのか——正解のない世界ですが、研修の目的・ゴール・参加者の属性・組織課題をもとに、コーチングの発問技法も駆使して吟味されます。
お題の例:「子どもたちに遺していきたいもの」「幸福の条件」「15年後の夢」
「お題」の設計が研修成果を大きく左右します。これが、認定ファシリテーターの腕の見せ所の1つです。クック・ビジネスラボでは研修中の参加者の反応を見て、研修効果を高めるために問いを臨機応変に差し替えることさえあります。
Step 2:作品を組み立てる
参加者は、お題をイメージしながらレゴ®ブロックを使って作品を組み立てます。あまり考えすぎず、手に任せて作ることが大切です。一見なんだかわからない作品になってもOK。とにかく思うままにブロックを重ねたり、積み上げたりしながら進めます。
製作時間は数分〜20分程度。短めに設定するほど「考えずに没頭できる」という集中効果が生まれ、参加者からは毎回「あっという間だった」という声が上がります。
Step 3:作品のストーリーを語る

赤いブロックから何を連想しますか?
なんとなく選んだブロック、なんとなく組み上げた作品について、後から意味づけをしてグループ内で順番にストーリーを語ります。
「誰かに話すことで思考整理が進む」という原理が働き、本人すら驚くような想い・本心・潜在意識が引き出されます。参加者アンケートでは毎回「自分でも思いもしない言葉が自分の口から出てきた」という声が寄せられます。
また、他の人のレゴ®作品を見ているだけでも面白く、「このブロックにどんな意味があるのだろう?」とつい前のめりになって他者の発表に耳を傾けます。
Step 4:質疑を通じて深掘りする
ストーリーを一方的に語って終わりではなく、参加者同士で質疑を行うことでさらに気づきを深めます。聞かれた質問には必ず答えるというルールがあり、なんとなく選んだブロックの意味を問われることで、思いもよらぬ潜在意識が引き出されます。
クック・ビジネスラボでは、プロフェッショナルコーチとしての発問技術を活かし、質問の質を高めて参加者の気づきを最大化します。少人数研修では講師が直接質問を行い、大人数の場合は独自開発のLSP専用質問リストを活用します。
Step 5:作品を持ち寄って「共有モデル」をつくる
研修の構成によっては、個人作品の発表・質疑の後に「共有モデル」を作ります。共有モデルとは、参加者の作品を持ち寄って一つの作品として表現するものです。
「自分の作品は自分しか動かせない」というルールにより、全員が自分の意思で作品作りに関与する仕掛けが組み込まれます。これにより、一部の人だけが盛り上がり、声の小さな人の意見が無視されるという通常の会議の問題が根本から解消されます。
レゴ®シリアスプレイ®の6つの魅力
【LEGO研修】職場の人間関係が改善したりビジョンがハッキリ見えたりする理由
魅力① とにかく夢中になれる
LSPにはフロー理論という学習理論が組み込まれており、研修であることを忘れて誰もが夢中になって取り組み始めます。年齢も性別も関係なく、研修嫌いな人も前のめりになって参加します。
重苦しい議論や硬くて盛り上がりづらいコンテンツも、LSPを用いることで一変します。「いつも退屈で眠くなる研修が、楽しくて理解も深まり、あっという間に終わった」という感想は、毎回多数寄せられます。
参加者の体の姿勢や重心が、通常の研修とまったく違うのが写真で一目瞭然です。前のめりで集中する姿が、研修中の写真に克明に写ります。
魅力② 気づきが、深まる
時間制約を設けて「考えずにとにかく手を動かす」ことを促すと、脳が言語化というステップを飛ばして手に指示を出します。「なんとなく」作った作品には、参加者の潜在意識が存分に表れます。
そしてストーリーを語る際に意味づけることで、深い気づきが引き出されます。クック・ビジネスラボでは、プロフェッショナルコーチングのスキルを導入し、グループ質疑の中でも気づきが深まる独自の仕掛けを行っています。場面や内容によっては、1on1のコーチングセッション以上の気づきが得られることもあります。
魅力③ 相互理解が、深まる
同じ赤いブロックを見ても「危険信号」と捉える人もいれば「情熱」と捉える人もいます。「違いを楽しむ」スタンスを徹底することで、心理的安全性が担保され、お互いの違いを認め合う風土が生まれます。
自分と他人の違いを面白いほどに認識できるのが、LSPの大きな特徴です。同じ会社・チームに所属していても、選ぶレゴ®や意味づけは人によって大きく異なります。
魅力④ 課題共有が、深まる
同じ言葉を使っていても、参加者間でニュアンスや捉え方がズレてしまう——そんな場面でも、レゴ®作品を用いることで可視化し、認識共有を加速させることができます。
また、LSPのファシリテーション技法により「声なき声」を拾うことができます。一般的に会議では2割の発言力がある人が話し、残り8割は黙っています。アシスタントや若手社員など、普段意見を言いにくい立場の方の考えを自然に吸い上げ、参加者にどよめきが生まれる場面が度々起きます。
魅力⑤ 戦略検討・ビジョン浸透が、深まる
LSPは個人の作品作りだけでなく、グループでの戦略検討やビジョン浸透にも活用できます。「理想の組織」について個々人が作り上げた作品を持ち寄り、組み合わせることでグループ総意の「理想の組織」を形にできます。
作り上げた作品を動かしたり、課題や障害を置いてみたりしながら将来をシミュレーションすることも可能です。ただ議論するよりも、実際に作品を作り・並べ・動かしながら議論することで、参加者の思考と理解度を格段に高めることができます。
魅力⑥ 可能性は無限大——目的を選ばないメソッド
LSPはあくまで手法・メソッドに過ぎず、様々な目的・場面で活用できます。チームビルディング研修を始め、新規ビジネスのアイデア出しや既存事業の戦略策定、新入社員の自己理解促進まで、組織課題に合わせた設計が可能です。
LSP研修が活きる主な場面
- チームビルディング・相互理解促進
- ビジョン・パーパス・経営理念の浸透
- 新入社員・若手社員の自己理解・関係構築
- 管理職・リーダーのマネジメント力強化
- 部門横断プロジェクトの関係構築
- 経営戦略・事業計画の議論・策定
- 労働組合・組織イベントの活性化
科学的根拠:メソッドに実装された2つの学習理論
【LEGO×ビジネス】経営計画・事業シュミレーション_企業向けレゴ®シリアスプレイ®研修・ワークショップメソッド
LSP研修の効果は「なんとなく楽しい」ではありません。以下の2つの学習理論を背景に設計されています。
① コンストラクショニズム(構築主義)
MITのシーモア・パパート教授が提唱した理論で、 「個人の知識や経験・感情と深く結びついた作品やものをつくることで、学びが起きる」 という考え方です。
実際に手を動かしてブロック作品をつくることで、頭の中で新しい知識・ものの見方・気づきを構成していきます。一方的に講師の話を聴くだけでなく、自分の手を動かして取り組むことで脳が活性化し、研修効果を高めます。
② フロー理論
非常に楽しくて一つの活動に深く没入し(=夢中になり)、その結果、深い学びと幸福感をもたらすような最適な心理状態です。
「玩具を研修ツールとして使う」ことで参加者全員を熱中させ、本人が無自覚・無意識のうちに深い学習と思考を促します。参加者から「楽しかったけど、頭が疲れた」という声が多く聞かれるのは、フロー状態が生み出されている何よりの証です。
開発経緯:MITとレゴ®グループが生んだメソッド

レゴシリアスプレイに関する書籍
レゴ®シリアスプレイ®は、2001年にレゴ®社がスイスIMD(国際経営開発研究所)と取り組んでいた戦略立案の新手法「シリアスプレイ」と、MIT(マサチューセッツ工科大学)やシカゴ大学で研究されていた教育・心理学の理論をもとに生まれました。
現在は、NASAやGoogle、ボストンコンサルティンググループなど名だたる企業に採用され、世界中で専門的なトレーニングを積んだ認定ファシリテーターによってサービスが提供されています。日本でも独シュタインバイス大学のプログラムにもラインナップされるなど、グローバルな広がりを見せています。
LSP研修を提供するには認定ファシリテーターの資格が必要であり、これはメソッドの品質と提供価値を守るための仕組みです。クック・ビジネスラボの代表・森琢也は認定トレーニングを修了した認定ファシリテーターとして、多数の研修実績を持ちます。
参加者・企業の声(満足度データあり)

レゴ®シリアスプレイ®
定量データ:実施企業の満足度
クック・ビジネスラボが実施したLSP研修における参加者満足度の一部をご紹介します。
| 実施企業・団体 | 研修テーマ | 満足度データ |
|---|---|---|
| 株式会社カオナビ | 個性の深掘り研修(価値観・強みの可視化) | 満足度 88.9%(8〜10点評価) |
| 某大手ITサービス企業 | 若手社員向けビジネスコミュニケーション研修 | 大変満足・満足 計 100% |
| 某大手ITメーカー | サステナビリティ経営認知向上研修 | 平均 4.63/5点、推奨率 81%以上 |
| 某大手決済企業 | リーダー合宿(相互理解・横連携強化) | 全体満足度 平均 4.57/5点 |
| 某企業 2025年度新入社員研修 | 新入社員LSP研修(自己理解・同期関係構築) | 30名中 大変満足21名・満足8名(96.7%) |
参加者の声(定性データ)
以下はクック・ビジネスラボのLSP研修を受けた参加者から寄せられた声の一部です。
株式会社カオナビ(個性の深掘り研修)
「無意識の思考のクセが作品に表れていて興味深かった。レゴという共通アイテムによって、フラットにコミュニケーションできた。」
某大手ITサービス企業(若手社員向け研修)
「自分では言葉にできていなかった強みや価値観が形になり、内省が深まった。集団の力を体感できた。弱みではなく良さと見てくれることに喜びを感じた。」
某クラウドストレージ企業(チームビルディング研修)
「紙と鉛筆では表現しきれなかった想いが、レゴを媒介にカタチになり解像度が高まった。完璧でなくていいというメッセージが言語化を後押しした。」
某企業(2025年度新入社員研修)
「潜在意識を可視化し言語化することが新鮮で面白かった。短所の裏返しが長所になると気づいた。」
某プロダクトチーム合宿
「実際に手を動かしモノを介して思考を形にすることで、議論がより活発になると実感。作品を通じることで、普段と違う角度から自分やチームを見ることができた。」
<30代 IT企業 労働組合>(既存掲載の声)
「堅苦しいお題であっても、レゴを使って行うので楽しんでできた。抽象的なレゴブロックを使って説明することで自分の考えが深まるし、考えを見つめなおすこともできる。また、個性の違いが出やすく、手を動かすことと考えることが交互に行われるため眠くならない。講師の匙加減一つでポジティブにもネガティブにも着地させることが出来ることがとても印象的だった。」
<20代 上場企業 新入社員>(既存掲載の声)
「今まで他人に自分の意見を述べたり、他人の意見などに意見することなどができなかったのですが、今日の研修を通して意見を伝え合う大切さと楽しさが分かりました。あっという間の一日でした。」
<40代 商社社員>(既存掲載の声)
「自分は独創的な発想が苦手だと思っていたが、今回に関しては自分の発想が独特だったことがわかり、意外だった。LSPでもどの部品を選択するかは人によって様々で、通常の自己紹介とは異なり、その方のパーソナリティが見えてとても楽しかった。」
どんな場面・目的・対象者に向いているか
ターゲット別:LSP研修の活用場面
| 対象者・ターゲット | 主な目的 | 期待できるビジネスインパクト |
|---|---|---|
| 内定者・新入社員 | 内定承諾率UP・レジリエンス強化 | 早期離職防止、組織への心理的帰属意識の醸成 |
| チーム・事業部 | 相互理解・組織改革 | コミュニケーション不全による「手戻り」の解消、現場発の改善力向上 |
| 労働組合 | 運動の「自分ごと化」 | 組合員一人ひとりの主体性向上、対話を通じた組織の活性化 |
| 営業組織 | 目標設定と達成への意欲向上 | 数値目標への納得感の醸成、具体的アクションへのブレイクダウン |
| 経営層・全社員 | 中期計画の浸透・将来ビジョン検討 | 抽象的な方針の具体化、経営と現場のベクトル一致 |
よくある質問(FAQ)15問
LSPの基本
Q1. レゴ®シリアスプレイ®とは何ですか?簡単に教えてください。
A. レゴ®ブロックを使って個人の思考・価値観・チームのビジョンを「立体的に可視化」し、全員参加の対話を生み出す組織開発・人材育成のメソッドです。MITメディアラボとレゴ®グループの共同研究から生まれ、NASA・Googleなど世界中の企業・機関で採用されています。単なる体験ワークではなく、学習理論に基づく体系的なアプローチです。
Q2. 普通のレゴ®遊びと何が違うのですか?
A. 「目的」と「問いの設計」の有無が根本的な違いです。LSP研修では、認定ファシリテーターが組織課題に合わせて設計した「お題(問い)」に対して参加者がブロックを組み立て、作品に込めた意味を語り、他者からの質疑を通じて気づきを深めます。「何を作るか」ではなく「何を語るか」が核心であり、行動変容への接続まで設計されています。
Q3. なぜレゴ®ブロックを使うのですか?言葉だけでは駄目なのですか?
A. 手を動かすことで脳の広い領域が活性化され、言葉だけでは表現できない深層の思考・感情・価値観が引き出されるためです。「何を言おうか」と考えてから話す通常の会議と違い、まずブロックを組み立ててから意味づけをすることで、自分自身も気づいていなかった本音や潜在意識が自然に浮かび上がります。また、レゴ®作品という「見えるもの」を介することで、言葉だけでは生じる「解釈のズレ」も防げます。
Q4. NASAやGoogleが採用したとはどういうことですか?
A. NASAやGoogleがチームビルディング・戦略策定・組織開発の場面でLSPメソッドを活用したということです。世界トップクラスの組織が採用していることは、LSPの効果と信頼性を示す根拠の一つです。
Q5. 認定ファシリテーターとは何ですか?誰でも実施できるのですか?
A. LSP研修を適切に実施するために必要な専門的なトレーニングを修了した資格者です。LSPは学習理論に根ざした体系的なメソッドであり、問いの設計・進行ルール・対話の深め方などを理解していないと、単なる工作体験で終わってしまいます。認定ファシリテーター以外が「LSP研修」として提供することは、メソッドの品質を損なうリスクがあります。クック・ビジネスラボの代表・森琢也は認定トレーニングを修了した認定ファシリテーターです。
体験・ワークの中身
Q6. 実際の研修ではどんなことをするのですか?
A. ①お題の提示 → ②レゴ®作品の制作 → ③作品のストーリーを発表 → ④質疑による深掘り → ⑤(必要に応じて)全員の作品を持ち寄った「共有モデル」の制作、という5ステップで進みます。ウォーミングアップから始まり、個人ワーク・グループワークを組み合わせながら、研修目的に合わせた設計で進行します。
Q7. レゴ®が苦手・不器用でも問題ありませんか?
A. まったく問題ありません。LSP研修において重要なのは「作品の完成度や美しさ」ではなく、「作品に込めた意味づけと、それを語る対話」です。むしろ、普段手先が不器用だと感じている方ほど、意外な没入感と達成感を体験されることが多いです。「うまく作れない」という心配は不要です。
Q8. 「お題」はどうやって決まりますか?
A. 認定ファシリテーターが事前ヒアリングをもとに設計します。研修の目的・ゴール・参加者の属性・組織が抱える課題などを丁寧にヒアリングし、コーチングの発問技法も活用しながら最適な問いを設計します。クック・ビジネスラボでは、研修中の参加者の反応を見て臨機応変に問いを差し替えることもあります。
Q9. 作品の出来栄えで評価されることはありますか?
A. ありません。LSP研修では作品の完成度・美しさ・大きさは一切評価の対象になりません。どんな作品であっても、「なぜそのブロックを選んだのか」「どんな意味を込めたのか」を語ることが大切です。正解・不正解がない場であることが、参加者が安心して本音を語れる環境を生み出します。
Q10. 共有モデル(グループ作品)とは何ですか?
A. 個人が作った作品を持ち寄り、グループ全体で一つの作品として組み合わせたものです。「自分の作品は自分しか動かせない」というルールがあり、全員が自分の意思で作品作りに関与できます。これにより、チームビジョンや戦略を全員参加で形にする体験が生まれ、深いコミットメントと腹落ち感が得られます。
効果・科学的根拠
Q11. 手を動かすことで本当に思考が深まるのですか?科学的根拠はありますか?
A. あります。LSPはMITのシーモア・パパート教授が提唱した「コンストラクショニズム(構築主義)」という学習理論を背景にしています。「個人の知識や感情と深く結びついた作品をつくることで学びが起きる」という理論であり、手を動かすことで脳が活性化し、言語化する前の深層思考が引き出されることが研究で示されています。
Q12. フロー理論・コンストラクショニズムとは何ですか?
A. コンストラクショニズムはMITのパパート教授が提唱した「作ることで学ぶ」学習理論、フロー理論は心理学者チクセントミハイが提唱した「深く没入した最適な心理状態(=夢中)が深い学びをもたらす」という理論です。LSPはこの2つの理論を実装したメソッドであり、「楽しいだけで終わらない深い学び」が科学的に設計されています。
Q13. 参加者からはどのような感想が寄せられていますか?
A. 「自分でも思いもしない言葉が自分の口から出てきた」「紙と鉛筆では表現しきれなかった想いがカタチになった」「楽しかったけど頭が疲れた(=それだけ深く思考した)」といった声が毎回多数寄せられます。株式会社カオナビでの実施では満足度88.9%、某大手ITサービス企業では満足・大変満足が100%という結果が出ています。
Q14. 1回の研修でどこまで効果が出ますか?
A. 1回の研修でも「チームの空気が変わった」「普段話さない人の意外な一面を知った」という変化は十分に起きます。ただし、組織変革やビジョン浸透など中長期的なテーマには、継続的なプログラム設計が効果的です。クック・ビジネスラボでは、1回で終わらず定着まで見据えた設計もご提案しています。
Q15. どんな業種・職種・年齢層に向いていますか?
A. 業種・職種・年齢層を問わず効果的です。クック・ビジネスラボの実績では、三菱商事・AWS・PwC Japanなどのビジネス系から、ソニー・デンソー・日立製作所などのメーカー系、近畿大学・神戸大学などの教育機関まで、幅広い組織で高い評価をいただいています。「論理的思考が得意な理系職場でも効果があった」「経営層が最も熱中した」という声も多くいただいています。
お問い合わせ・ご相談の案内
クック・ビジネスラボのLSP研修を検討されている方へ
本記事でご紹介したレゴ®シリアスプレイ®研修を、三菱商事・AWS・PwC Japan・NTTデータ・ソニー・デンソーなど100社超 累計受講者6000人以上に直接受注で提供してきたのが、株式会社クック・ビジネスラボです。
大企業実務経験(元デンソー経営企画)×中小企業診断士×15年以上の講師実績を持つ代表・森琢也が、ヒアリングから設計・実施・フォローまで一気通貫で対応します。
「まずは話を聞いてみたい」「オンライン無料体験に参加したい」という段階でも大歓迎です。
研修の依頼・会社選びを検討されている方へ
LSP研修の「どこに依頼するか」「研修会社の選び方」「料金・費用」「FAQ全20問」については、以下の記事で詳しく解説しています。
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