2023/03/18
レゴ®シリアスプレイ®によるチームビルディング研修|内容・効果・事例・参加者の声を徹底解説
チームビルディング研修に レゴ®シリアスプレイ®(LSP) を活用すると、全員参加の対話・本音の可視化・深い相互理解を1回の研修で実現できます。本記事では、LSPが通常のグループワークと何が違うのか、具体的な効果・メリット、プログラム例3種、全社ビジョン浸透・ITプロジェクトキックオフ・新入社員研修などの導入事例、そして実際の参加者の声まで、累計100社以上・6,000名以上の実績を持つクック・ビジネスラボが徹底解説します。

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チームビルディング研修に レゴ®シリアスプレイ®(LSP) を活用すると、「全員参加の対話」「本音の可視化」「深い相互理解」を1回の研修で実現できます。通常のグループワークでは声の大きい人に場が偏りがちですが、LSPはレゴ®ブロックという「作品」を介することで、内向的なメンバーも自然に発言できる構造を持っています。本記事では、LSPとはどのような手法か、一般的な研修との違い、プログラム例、実際の事例と参加者の声まで、累計100社以上・6,000名以上の実績を持つクック・ビジネスラボが詳しく解説します。
チームビルディングにレゴ®シリアスプレイ®が選ばれる理由
レゴ®シリアスプレイ®とはどのような研修手法か
レゴ®シリアスプレイ®(LSP)は、レゴ®ブロックを使って自分の考えや価値観を「形」にし、その作品を介して対話を行うワークショップ型の研修手法です。Google・TOYOTA をはじめとする世界的企業や、NASA(米国国家航空宇宙局)でも採用されてきた組織開発メソッドです。
受講者は実際に手を動かしてブロックで作品を作り、それを通じて本人も気づいていなかった価値観・ビジョン・優先順位を可視化します。作品を介した対話は、通常の言葉のやり取りよりも深い相互理解を生み出し、チームの一体感を高めます。
背景には、教育学者シーモア・パパート教授が提唱した 「コンストラクショニズム(構築主義)」 という学習理論があります。「ものを作ることで頭の中に新しい知識が構築される」という考え方が、LSPの「手を動かしながら考える」という本質と直結しています。加えて、心理学者ミハイ・チクセントミハイが提唱した 「フロー理論」 も組み込まれており、「難しいけれど楽しい=ハードファン」の状態を生み出しながら、深い学びを促します。
通常のグループワークとの違い
チームビルディング研修の企画担当者様からよく聞く悩みは、次の3点です。
- 「仕方なく参加している受講者が多く、研修へのモチベーションが低い」
- 「毎年同じような内容でマンネリ化している」
- 「発言が偏り、全員参加のコミュニケーションができない」
LSP はこれらの課題をすべて構造的に解決します。
| 比較項目 | 通常のグループワーク | レゴ®シリアスプレイ® |
|---|---|---|
| 参加意欲 | 受け身になりやすい | 手を動かすことで自然に前のめりになる |
| 発言の偏り | 積極的な人・声の大きい人に偏る | 全員が作品を作り・全員が発表する構造 |
| 本音の共有 | 建前の意見が並びやすい | 作品を通じて潜在意識が自然に引き出される |
| 記憶への定着 | 聞いて終わりになりやすい | 体験型学習で記憶に残りやすい |
| 質問のしやすさ | 何を聞いていいか迷う | 作品への質問から自然に対話が生まれる |
レゴ®シリアスプレイ®チームビルディング研修の効果・メリット
全員参加型の研修が実現する
LSP研修では、ブロックで作った作品を全員で見ながら発表・質問・意見交換を行います。作品がコミュニケーションの媒介となるため、「ここはどんなイメージで作りましたか?」「なぜここにこのブロックを置いたんですか?」という質問が自然に生まれます。
あまり話したことがないメンバー同士でも、 「作品」という共通の話題があること で対話のハードルが大きく下がります。普段は発言の少ない参加者も、自分の作品について聞かれると自然と言葉が出てきます。これがLSP研修における「全員参加」の仕組みです。
フロー状態が深い気づきをもたらす
フロー状態とは、目の前のことに完全に集中したときの心理状態です。この状態に入ると、人は普段とは比べ物にならないほど高いパフォーマンスを発揮すると言われています。
LSP研修では、限られた時間の中でテーマに向き合い、どのブロックをどう組み合わせて作品を作るかという課題が、ちょうどよい「難しさ+楽しさ」をつくり出します。この 「ハードファン」 の状態が、テーマに対する自分の隠れた信念・ビジョン・価値観への気づきを促します。
4時間以上の研修でも「あっという間だった」という感想が多いのは、この没入感によるものです。
他者を深く理解する機会が生まれる
同じテーマで作品を作っても、人によって形・色・構造が全く異なります。この 「違い」 こそがLSP研修の醍醐味です。
違いに注目し、「なぜそう表現したのか」を質問し合うことで、相手の思考・価値観・バックグラウンドへの理解が深まります。「あの人はこんな考え方をしていたのか」という新鮮な驚きが、職場でのコミュニケーションの質を根本から変えます。
「人によって考え方や感じ方が違う」という当たり前の事実を 体験として実感する ことが、相手の意見を尊重しながら協働できるチームの土台になります。
心理的安全性が構造的に生まれる
LSP研修では、作品に「正解・不正解」がありません。どんな作品も等しく発表され、どんな意見も作品の説明として尊重されます。この構造が 「否定されない安全な場」 を自然につくり出します。
上司と部下が同席していても、レゴ作品を介した対話では階層差が薄まります。「本音を言っても大丈夫」という体験が積み重なることで、職場に戻ってからも心理的安全性の高いコミュニケーションが継続されます。
チームの共通ビジョンが腑に落ちる
LSPの後半では、個々の作品を持ち寄り 「共有モデル(Shared Model)」 として統合するプロセスがあります。自分の価値観・視点を物理的につなぎ合わせるこの体験が、「チームとして何を目指すか」を全員の腑に落とします。
スライドに書かれたビジョンより、全員の手で作り上げた作品の方が深く記憶に残ります。「この部分は自分が作った」という当事者意識が、その後の行動変容を後押しします。
レゴ®シリアスプレイ®チームビルディング研修の対象者
LSP研修はあらゆる階層・組織形態に対応できます。
階層別の活用例
- 新入社員・若手社員:入社直後の同期の絆づくり・心理的安全性の形成・社会人基礎力の習得
- 中堅社員・チームリーダー:発問スキル・承認スキルの習得・チームマネジメント力の向上
- 管理職・部長クラス:部署横断的な視点の獲得・組織課題の深い対話・方針の共通理解
- 経営層・幹部:組織ビジョンの共創・戦略合意の形成・経営チームの相互理解促進
組織形態別の活用例
- 事業部・チーム単位:半期キックオフ・目標設定・チーム文化づくり
- 全社横断:周年イベント・ビジョン浸透ワークショップ・全社研修
- 労働組合:新体制キックオフ・役員間の相互理解・組合員向け研修
- プロジェクトチーム:ITシステム開発キックオフ・異組織間の関係構築・協働体制の確立
クック・ビジネスラボのチームビルディング研修プログラム例
クック・ビジネスラボでは、目的・参加者属性・実施時間に応じて完全カスタマイズのプログラムを提供しています。以下は代表的な3つのプログラム例です。
ビジョン浸透&チームビルディング(所要時間:4時間)
- Input学習:脳科学アプローチによる目標設定・達成手法のレクチャー(SBT)
- Output学習①:レゴ®を用いたクイズ形式によるビジョンの理解促進
- Output学習②:レゴ®シリアスプレイ®による可視化・言語化・共有モデル作成
新たに策定したビジョンを参加者全員が「自分ごと」として腑に落とすことを目的としたプログラムです。
新入社員・若手社員向け(所要時間:3〜4時間)
- Input学習:コーチングの知識・ノウハウのレクチャー(傾聴・発問・承認)
- Output学習:レゴ®シリアスプレイ®による実践(自己理解・相互理解・目標設定)
入社直後の同期の絆づくり・心理的安全性の形成・社会人としての自覚醸成に最適です。
管理職・労働組合幹部向け(所要時間:1日)
- Input学習:座学(コーチング・メンタルトレーニング・発問スキル)
- Output学習①:個人の仕事観・価値観の可視化(レゴ®シリアスプレイ®)
- Output学習②:組織として目指す目標の策定(レゴ®シリアスプレイ®)
組織を率いるリーダー層が互いの価値観を理解し、共通の方向性を構築するための1日プログラムです。
レゴ®シリアスプレイ®の基本的な進め方
LSP研修は以下の流れで進行します。
- ① お題・問いの提示:ファシリテーターが研修目的に沿ったテーマを提示します。適度な抽象性が参加者の潜在意識を引き出す鍵です。
- ② 作品制作:参加者が個別にレゴ®ブロックで作品を作ります。「考えすぎず手を動かす」ことが重要です。
- ③ ストーリーを語る:全員が作品の意味を説明します。発表を通じて思考が整理・深化します。
- ④ 質疑で深掘りする:参加者同士が作品への質問を通じて相互理解を深めます。この対話がLSPの核心です。
- ⑤ 共有モデルの作成:個々の作品を持ち寄り、チームとしての共通モデルを作り上げます。
特に③・④を 全員が行うこと が、よくあるグループディスカッションとの最大の違いです。
チームビルディング研修の実施事例
事例① 全社横断ビジョン浸透ワークショップ
研修の目的
- 新たに定めたビジョンの理解と浸透
- レゴ®作品制作・発表による「自分ごと化」の促進
- 参加者間のボトムアップ型の議論活性化
- 普段接点の少ない異なる組織間のコミュニケーション向上
全社員が集まる場でビジョンを「頭で理解する」だけでなく、 「自分の言葉と作品で表現する」 プロセスを経ることで、理念が腹落ちした状態での職場への帰還が実現しました。
事例② 大規模ITシステム開発プロジェクトキックオフ
研修の目的
- 会社・組織を跨いだプロジェクトメンバー間の相互信頼の醸成
- プロジェクトの目的・ゴールの明確化と全員への腑落ち
- プロジェクト中に起こりうる困難の先読みと解決策の準備
発注元・受注先という異なる立場のメンバーが、初期段階で互いの価値観・優先順位を理解し合うことで、プロジェクト全体の協働効率が大幅に向上しました。
事例③ 新入社員向けチームビルディング(大手上場メーカー)
入社式翌日に50名を10グループに分けて実施。コロナ禍でオンラインでしか会ったことがなかった同期同士が、研修終了後には自然にグループを越えて会話を続けるほどの絆を形成しました。人事担当者から「同期の仲が深まり、レジリエンスも高められた」との評価をいただいています。
参加者から寄せられた声
コミュニケーションの活性化に関する声
双方向でのコミュニケーションに重点の置かれた研修で楽しみながら頭に汗をかき、また、同じリージョンで働く方々との良いコミュニケーションの機会となりました。
レゴというとっつきやすい道具を用いて、あまり接したことが無い人と自然とコミュニケーションを図ることができて良かった。
今までリモートのみのコミュニケーションでしたが、フィジカルでコミュニケーションさせていただけた事で、今後コミュニケーションが取りやすい関係が築けたのではないかと感じております。
相互理解・価値観の共有に関する声
レゴシリアスプレイの「後付けの説明」によって、常日頃において潜在的に有している認識に改めて気づけた。また、当該認識を部門の異なるメンバーと共有し、やる気や共感などの精神的な部分で同じ方向を向くことができた。
仕事でのやりとりでは見られなかった同僚の一面を知ることができた。それぞれのメンバーの選ぶ言葉などにも個性を感じ、とても興味深い時間だった。
よく知っていると思っていた相手の意外な一面を見ることができたが、同時に相手をよく知り理解することが如何に難しいかを実感した。より良い組織づくりのために「適切に褒め合う」ことはすぐに実践できそうだと感じた。
研修の運営・設計に関する声
レゴブロックを用いる方法が面白く、単純な講義だけとは違う飽きの来ない研修でした。手を動かして共同作業することで、かえって堅苦しくならない、よりざっくばらんなコミュニケーションができたと思っています。
堅苦しいような雰囲気が少なく、メリハリのある研修になったと思います。ブロックを使い具体的に考えをまとめて言語化することで、自分の考える能力や伝える能力を見直せるきっかけになると思います。
クック・ビジネスラボの研修実施概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 累計実績 | 100社以上・6,000名以上(2016年認定取得以来) |
| リピート率 | 約80% |
| 研修満足度 | 4.71 / 5.0点(主要都県庁向け・2025年実施) |
| 推奨率 | 96%(同上) |
| 半日プログラム | 3〜4時間 / 200,000円〜(税別) |
| 1日プログラム | 6〜7時間 / 350,000円〜(税別) |
| オンライン体験会 | 約2時間 / 5,000円/人(税別) |
| 参加人数 | 3名〜200名以上(1グループ推奨5名) |
| リードタイム | 問い合わせから通常4〜8週間(条件次第で1週間以内も対応) |
まずはお気軽にご相談ください。オンライン体験会では、研修担当者様ご自身がLSPの効果を体感した上で導入をご検討いただけます。
よくある質問(FAQ)
Q. チームビルディングにレゴ®シリアスプレイ®が向いている理由は何ですか?
A. レゴ作品が「コミュニケーションの媒介」になるため、初対面・上下関係・内向的なメンバーを問わず全員が自然に発言できる構造を持っているからです。通常のグループワークでは声の大きい人に場が偏りますが、LSPはその構造的課題を解消します。累計6,000名以上の実績で実証されています。
Q. チームビルディング研修は何時間くらいかかりますか?
A. 半日プログラムで3〜4時間、1日プログラムで6〜7時間が目安です。新入社員向けの短縮版は3時間、ビジョン浸透を含む場合は4〜7時間が標準です。目的・参加者数・組み込む内容によって最適な時間設計をご提案します。
Q. チームビルディング研修の効果はどれくらい続きますか?
A. LSPの体験型学習は記憶の定着率が高く、「あの研修でメンバーがこんな作品を作っていた」という個別の記憶として残ります。リピート率約80%という数字が示す通り、効果を実感した企業が継続的に活用しており、年1〜2回の定期実施で効果を維持するケースが多いです。
Q. 初対面メンバーが多い場合でも効果がありますか?
A. はい、むしろ初対面の場面こそLSPが最も力を発揮します。共通のテーマで作品を作り合うことで、自己紹介や懇親会では生まれない深い相互理解が1回の研修で実現します。プロジェクトキックオフ・新入社員研修・部署横断チームで特に高い効果が出ています。
Q. 上司と部下が同席しても本音が出るものですか?
A. はい。作品を介した対話は直接的な言葉より心理的ハードルが低く、階層差が薄まります。「レゴ作品について聞く・答える」という文脈では、上司も部下も対等に話しやすい雰囲気が自然と生まれます。研修設計でグループ編成を工夫することも可能です。
Q. フロー理論とはどのような考え方ですか?
A. 心理学者ミハイ・チクセントミハイが提唱した概念で、目の前のことに完全に集中したときの「フロー状態」では、人は普段を大幅に超えるパフォーマンスを発揮するという理論です。LSP研修では「難しいけれど楽しい(ハードファン)」の状態がフローを生み出し、深い気づきと学びを促します。
Q. 共有モデル(Shared Model)とはどのようなものですか?
A. 個々の参加者が作った作品を持ち寄り、グループ全員で一つの作品として統合したものです。チームの共通目標・価値観・ビジョンを物理的に「形にする」このプロセスが、抽象的な方針を全員が腑に落とす体験を生み出します。言葉だけのビジョン共有より深く記憶に残ります。
Q. ビジョン浸透にチームビルディング研修を組み合わせることはできますか?
A. はい。クック・ビジネスラボでは「ビジョン浸透&チームビルディング(4時間)」プログラムを提供しており、脳科学メンタルトレーニング(SBT)のレクチャーと組み合わせることで、新ビジョンの理解・自分ごと化・チームの一体感形成を同時に実現できます。
Q. プロジェクトキックオフにLSP研修を使う場合の効果は何ですか?
A. 異なる組織・部署・専門性を持つメンバーが初期段階で互いの価値観と優先順位を理解し合えます。「この人はこういう考え方をするのか」という理解が協働の質を高め、後半のプロジェクト推進での摩擦を減らします。大規模ITシステム開発キックオフでの活用実績もあります。
Q. 研修のカスタマイズはどの程度できますか?
A. テーマ・内容・時間・グループ編成・組み合わせるレクチャーまで、すべてカスタマイズ可能です。クック・ビジネスラボでは事前ヒアリングを複数回行い、貴社の組織課題・参加者属性・他の研修との接続を踏まえた上でプログラムを設計します。フォーマットの押し付けは一切行いません。
Q. 研修前にまず体験できますか?
A. はい。オンライン体験会を約2時間・5,000円/人(税別)で随時開催しています。研修担当者様ご自身がLSPの効果を体感してから導入を判断いただけます。「話だけ聞いてみたい」段階のご相談も歓迎しております。
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