TOP

公開日:2026/04/13

【2026年版】チームビルディング研修の外注費用はいくら?相場・内訳・見積もりの読み方

チームビルディング研修の外注・業務委託は、料金の絶対額ではなく、社内実施との費用対効果と外注先ごとの設計品質で判断することが大切です。本記事では、外注・業務委託・代行という用語の整理、料金相場(半日20万円〜・税別)、社内実施との5観点比較、メリット・デメリットを2026年版として整理します。累計100社以上・受講者6,000名以上の体験型研修を提供してきたクック・ビジネスラボの視点から、稟議資料に使える判断材料を提供します。

目次

[クリックでジャンプ]

チームビルディング研修の外注費用は、半日30〜35万円・1日40〜45万円が実勢です

チームビルディング研修の外注費用は、市場全体で半日10万〜45万円、1日30万〜100万円と3倍以上の幅があります。当社で最も多いのは半日30〜35万円、1日40〜45万円(税別・20名前後)で、別途、教材の送料と首都圏以外の交通費がかかります。幅が生まれるのは品質差ではなく、事前設計や教材費が含まれるかどうかの差です。

予算を社内で通すときは、総額ではなく参加者1人あたりの単価から逆算すると判断が早くなります。

この記事では、チームビルディング研修を外注するときの費用相場を提示したうえで、金額が何で決まるのか、社内実施と比べて本当に高いのか、予算別に何ができるのかを整理します。株式会社クック・ビジネスラボは、三菱商事・AWS・PwCをはじめとする100社以上、累計6,000名以上の研修を担当してきました。予算の相談を数多く受けてきた立場から、実務的な線引きをお伝えします。

なお、 複数社から見積もりを取って比較している段階 の方は、レゴ®シリアスプレイ®研修の見積もりの読み方で見積書の比較方法を詳しく解説しています。 どの研修会社に頼むかを決める段階 の方はチームビルディング研修の外注先の選び方をご覧ください。本記事は「いくら用意すればよいか」に絞ってお話しします。

チームビルディング研修の費用相場——半日・1日・オンラインの3パターン

まず金額の水準を示します。

区分内容の目安市場のレンジ(税別)当社の実勢(税別)
最小構成10名前後・2〜3時間200,000円〜
半日プログラム3〜4時間・20名前後100,000〜450,000円300,000〜350,000円
1日プログラム6〜7時間・20名前後300,000〜1,000,000円400,000〜450,000円
別途費用教材の送料/首都圏以外の交通費・宿泊費会社により扱いが分かれる実費

市場のレンジが3倍から4倍の開きになっていることに注目してください。同じ「1日研修」でも30万円と100万円の見積もりが並びます。 レンジの上側にいるのは、多くが大手の研修会社です。 営業担当と講師が分かれている体制では管理コストが乗り、外部委託のファシリテーターが登壇する場合は中間マージンも価格に反映されます。組織として動く以上、避けられない構造です。実感として、大手研修会社の同等プログラムは当社の1.5〜2倍の価格帯が一般的です。

ただし、安いほうを選べばよいという話ではありません。金額の差の中身が事前設計費なのか、単なる管理コストなのかで、意味はまったく変わります。この記事の後半で、その見分け方を扱います。

参加人数は当社の場合3名から200名以上まで対応しており、1グループは5名(通常4〜6名)で編成します。

なお、金額表に載らない費用が2つあります。 教材の送料 と、 首都圏以外で実施する場合の交通費・宿泊費 です。当社ではいずれも実費でご負担いただいています。他社では定額制の場合もあるため、総額を比べるときはこの2つの扱いを揃えてください。

なぜ同じ研修でも金額に幅があるのか——費用を決める6つの要素

見積書の書式は会社ごとに違いますが、費用の中身はおおむね次の6要素に収まります。

要素金額への影響補足
事前設計費大きい既製プログラムならほぼゼロ。カスタマイズすると加算される。金額差が最も出る項目
講師体制大きい人数が増えると補助ファシリテーターが必要になり、段階的に増える
実施時間半日と1日でおよそ1.75倍。時間に完全比例はしない
教材費手法によって有無が分かれる。専用キットを使う手法では人数割で発生することがある
交通費・会場費小〜中自社会議室を使えば会場費はゼロ。遠方開催は交通費が数万円単位で影響
事後レポート含まれないことが多い。社内報告が必要なら必須

最も差が出るのは事前設計費です。 既製のプログラムをそのまま実施すれば、この項目は発生しません。一方、自社の課題に合わせて内容から設計する場合は、ヒアリングと設計の工数が加算されます。

当社は毎回のご依頼で60分程度の事前ヒアリングを行い、参加者に投げる問いの文言まで各社に合わせて設計しています。同じテーマでも、製造現場と本社スタッフ、20代中心の組織と40代中心の組織では、有効な問いが変わるためです。この工数が見積もりに反映されるため、既製プログラムより金額は上がります。

見積書の項目ごとの読み解き方はレゴ®シリアスプレイ®研修の見積もりの読み方で、見積書2通を並べた比較例を挙げて解説しています。

社内実施と外注、実際どちらが安いのか——見えないコストまで含めて比較

「社内でやれば費用はゼロ」という前提で検討が始まることがあります。しかし社内実施にも、金額として計上されないコストが発生します。

比較軸社内実施外注
直接費用ほぼゼロ20名前後で30〜45万円(税別)+教材送料ほか実費
準備工数企画・資料作成で20〜40時間ヒアリング60分+日程調整のみ
参加者の本音出にくい。人事が進行すると評価を意識する出やすい。評価と切り離された場になる
担当者の立場進行役に回るため、自分は参加できない一参加者として加われる
再現性担当者が異動すると失われる設計が残るため翌年も再現できる

準備工数を人件費に換算してみてください。企画から資料作成まで30時間、担当者の時間単価を3,000円とすると9万円です。これに参加者の本音が出にくいという質の差が加わります。 直接費用だけを見れば社内実施が安いのは事実ですが、差は思われているほど大きくありません。

一方で、社内実施が向くケースもあります。定例会議の一部を使って短時間で行う場合や、既に社内にファシリテーションの経験者がいる場合です。また、同じ内容を毎年繰り返す定型研修であれば、初回だけ外注して設計を学び、2年目以降を内製に切り替えるという進め方も現実的です。当社でも、初年度に一緒に設計して翌年から人事部が自走されている企業があります。

判断が分かれるのは「関係性そのものを扱う研修」です。ここは外注をおすすめしています。理由は費用ではなく構造で、社内の人間が進行すると、参加者は無意識に評価を意識するためです。とくに管理職と部下が同じ場にいる研修では、人事担当者が進行役に立った時点で、その場は「見られている場」になります。関係性を扱う研修で本音が出ないのは致命的で、これは進行技術では埋められません。外注すべきかどうかの判断軸はチームビルディング研修の外注先の選び方で整理しています。

人数・時間・会場で費用はどう変わるか

人数 :1グループ5名(通常4〜6名)で編成するため、グループ数が増えると講師体制が変わります。金額は人数に滑らかに比例するのではなく、体制が変わる境目で階段状に上がります。したがって20名と24名では金額が変わらないのに、24名と30名では変わる、という現象が起きます。 人数を確定させる前に、レンジで見積もりを取っておくと調整しやすくなります。

時間 :半日(3〜4時間)と1日(6〜7時間)でおよそ1.75倍です。時間が2倍でも金額は2倍になりません。準備工数が共通だからです。逆に言えば、半日は割高になります。関係性づくりまで狙うなら、1日で実施したほうが単価あたりの効果は高くなります。

会場 :自社の会議室を使えば会場費はゼロです。グループごとに机を囲める広さがあれば、特別な設備は必要ありません。外部会場を借りる場合、都心部で30名規模なら1日3万円〜10万円程度が目安ですが、これは研修会社の見積もりとは別に発生します。

予算別にできること——20万円から50万円以上まで

予算が先に決まっている場合、その範囲で何ができるかを整理します。

予算(税別)できること向いている目的
20万円前後10名前後・2〜3時間の最小構成まず一度試したい。相互理解の入口をつくる
30〜35万円半日プログラム(3〜4時間)・20名前後チームの関係性に踏み込む
40〜45万円1日プログラム(6〜7時間)・20名前後共有モデルづくりまで到達する
50万円以上大人数対応、または複数回の実施。事後レポート込み全社展開、定着まで見据えた設計

この表で示した金額はあくまで目安で、実際には目的によって最適な配分が変わります。たとえば同じ予算枠でも、1日プログラムを1回実施するのと、半日プログラムを2回に分けて実施するのでは、残るものが違います。関係性を一度で組み直したいなら前者、行動の定着まで狙うなら後者です。当社では事前ヒアリングでこの判断を一緒に整理しています。

ここで注意していただきたいのが、 200,000円〜という下限は「10名前後・2〜3時間」の最小構成を指している という点です。当社のサイト表記も同じ考え方で、半日200,000円〜・1日350,000円〜としています。20名前後で半日しっかり行う一般的な構成では、300,000〜350,000円のレンジになるとお考えください。

そして最小構成で最も避けたいのは、人数を詰め込むことです。 10名前後・2〜3時間の想定に25名を入れると、1グループあたりの目が届かなくなり、発言できない参加者が出ます。人数を増やすより、対象を絞って2回に分けるか、予算を積んで半日構成にするほうが結果は良くなります。予算内でどの手法が選べるかを課題から逆引きしたい場合は、課題別チームビルディング研修の比較記事もあわせてご覧ください。

実施時期で費用は変わるのか——依頼が集中する時期を知っておく

金額表そのものは時期で変わりませんが、 実質的なコストは時期によって変わります。 理由は選択肢の幅です。

研修会社への依頼が集中するのは、新入社員研修の3月から4月、下期キックオフの9月から10月、そして年度末の2月から3月です。この時期は講師の日程が埋まりやすく、希望日を押さえられないことがあります。結果として、第二希望の会社に頼むことになったり、日程を優先して内容の調整を諦めたりする。金額には現れませんが、これは確実に損失です。

逆に、依頼が比較的少ないのは5月から7月と、11月から1月です。この時期であれば日程の選択肢が広く、事前ヒアリングにも余裕を持って時間を取れます。同じ予算でも、準備の質が変わります。

年度末の予算消化で研修を組むケースもよくあります。ただし「予算が余ったから何かやる」という順序で始まった研修は、目的が後付けになりがちです。当社が事前ヒアリングで必ず「配属3か月後にどうなっていてほしいか」を伺うのは、この順序を逆にするためです。予算が先にあっても構いませんが、 目的を決めてから内容を決める順序だけは守ってください。

なお当社のリードタイムは、お問い合わせから実施まで通常2〜4週間(1週間以内は要相談)です。繁忙期の実施をお考えの場合は、2〜3か月前からご相談いただくと日程を確保しやすくなります。

予算をどう立てるか——1人あたり単価から逆算する

社内で予算を確保する段階では、総額ではなく1人あたりの単価に換算してください。

構成ごとに、総額と1人あたりの単価を並べます。

構成総額の目安(税別)1人あたりの単価比較の目安
10名前後・2〜3時間(最小構成)200,000円〜約20,000円〜半日の外部セミナー受講料と同水準
20名前後・半日(3〜4時間)300,000〜350,000円約15,000〜17,500円1日の外部セミナー受講料と同水準
20名前後・1日(6〜7時間)400,000〜450,000円約20,000〜22,500円2日間の公開講座と同水準

参加人数が増えると総額も上がりますが、上がり方は人数の増え方より緩やかです。準備工数と設計費が共通だからです。そのため1人あたりの単価は人数が増えるほど下がり、1日プログラムを30名で実施した場合は1人あたり1万3,000〜1万5,000円(税別)が目安です。50名規模になると講師体制が変わるため総額は上がりますが、1人あたりは1万円を下回る水準になります。総額で見ると大きく感じる金額も、単価にすれば外部セミナーの受講料と同水準か、それより低い水準です。

この換算が効くのは、 決裁者が比較する対象が変わるから です。「45万円の研修」は高く見えますが、「1人1万円台の育成投資」は判断しやすい。同じ数字でも、社内での通りやすさが変わります。

もうひとつの比較対象は離職コストです。若手が1名離職した場合の採用・育成コストは、多くの企業で研修費用を上回ります。研修の目的が定着や関係性の改善であれば、この比較は妥当です。

費用を抑える方法と、抑えてはいけない項目

予算には上限があります。抑えられるところは抑えるべきですが、抑えてはいけない項目があります。

抑えてよい項目 は、会場費(自社会議室を使う)、実施時間(1日を半日にする)、事後レポート(社内報告が不要な場合)、そして実施時期(繁忙期を外す)です。実施場所を首都圏にすると交通費が不要になるため、拠点が分かれている企業では開催地の選び方も調整余地になります。

抑えるべきでない項目は、事前設計費と講師体制の2つ です。当社代表の森琢也は、トヨタ系大手自動車部品メーカーのデンソーで経営企画・事業企画に約10年従事し、研修を発注する側にいた経験があります。その立場から見ても、この2つは削ると研修そのものが成立しません。

事前設計を省くと、研修は実施できても自社の課題に触れないまま終わります。参加者は楽しみますし、当日のアンケートも良い点数が出ます。しかし3か月後に何も残っていない。当社が100社以上の現場で最も多く見てきた失敗がこれです。

講師体制を薄くした場合は、もっと分かりやすい形で表れます。人数に対して講師が足りないと、進行は成立しても一人ひとりへの目配りができません。発言していない参加者に気づけないまま研修が終わります。失敗の類型についてはチームビルディング研修の失敗例7類型で詳しく整理しています。

助成金・補助金は使えるのか

企業が実施する研修は、国の助成制度の対象になる場合があります。代表的なものが厚生労働省の人材開発支援助成金で、要件を満たせば訓練経費や訓練期間中の賃金の一部が助成されます。

ただし 対象となる訓練の種類、時間数、事前の計画届出など、細かい要件があります。 適用の可否は制度の改正によっても変わるため、実際に使えるかどうかは管轄の労働局、または顧問の社会保険労務士にご確認ください。当社から制度の適用可否を判断することはできませんが、申請に必要な実施計画やカリキュラムの資料はご用意できます。

助成金の活用を前提に検討される場合は、 申請には実施前の届出が必要なケースが多い ため、日程を決める前にご相談ください。当社のリードタイムはお問い合わせから通常2〜4週間(1週間以内は要相談)ですので、助成金の申請期間を含めるとさらに余裕を見ておく必要があります。

よくある質問(FAQ)

Q. チームビルディング研修を外注する場合、費用の相場はいくらですか?

A. 半日プログラム(3〜4時間)で10万円〜45万円、1日プログラム(6〜7時間)で30万円〜100万円が市場のレンジです(いずれも税別)。当社の実勢は半日30〜35万円、1日40〜45万円(20名前後)で、これに教材の送料と、首都圏以外であれば交通費が加わります。レンジが3倍以上開くのは、事前設計費や教材費が含まれているかどうかの差です。

Q. 社内で実施すれば費用は抑えられますか?

A. 直接費用は抑えられますが、差は思われているほど大きくありません。企画から資料作成まで20〜40時間かかり、時間単価3,000円で換算すると6万円〜12万円の人件費が発生します。加えて、人事が進行すると参加者が評価を意識して本音を出しにくくなるという質の差があります。

Q. 予算20万円では、どこまでのことができますか?

A. 10名前後・2〜3時間の最小構成であれば実施できます(税別200,000円〜)。相互理解の入口をつくる目的なら十分です。20名前後で半日(3〜4時間)しっかり行う構成は300,000〜350,000円が実勢です。別途、教材の送料と、首都圏以外であれば交通費がかかります。人数の詰め込みは避けてください。

Q. 参加人数が増えると、1人あたりの費用は下がりますか?

A. 下がりますが、段階的です。1グループ5名(通常4〜6名)で編成するため、グループ数が増えると講師体制が変わり、その境目で金額が上がります。20名と24名では金額が変わらないのに、24名と30名では変わる、という形になります。3名から200名以上まで対応可能です。

Q. オンライン開催にすると費用は安くなりますか?

A. 会場費、教材の送料、交通費は不要になりますが、講師料と事前設計費は変わりません。オンライン特有の設計が必要になるため、大幅に安くなるわけではありません。当社ではオンライン体験会を約2時間・5,000円/人(税別)でご用意しており、本格実施の前に形式を確かめる目的でご利用いただけます。

Q. 見積もりに含まれない追加費用には、どんなものがありますか?

A. 会社によって異なりますが、教材費とその送料、講師の交通費・宿泊費、外部会場費、事後レポート作成費が別建てになることが多い項目です。当社の場合、教材の送料と首都圏以外の交通費・宿泊費が別途となります。とくに事後レポートは含まれないことが大半で、社内報告が必要な場合は後から追加すると割高になります。見積もり依頼の段階で要否を伝えてください。

Q. 研修費用は経費としてどう扱われますか?

A. 一般に研修費・教育訓練費として損金算入されますが、実際の勘定科目や処理方法は企業の会計方針によって異なります。当社では請求書に研修の実施内容と日程を明記していますので、経理処理の資料としてお使いいただけます。具体的な税務処理については顧問税理士にご確認ください。

Q. 助成金や補助金は使えますか?

A. 厚生労働省の人材開発支援助成金など、要件を満たせば対象となる制度があります。ただし訓練の種類・時間数・事前の計画届出など細かい要件があり、制度改正で変わることもあります。適用の可否は管轄の労働局または社会保険労務士にご確認ください。申請に必要な実施計画やカリキュラム資料は当社でご用意できます。

Q. 予算が限られる場合、時間を短くするのと人数を絞るのでは、どちらがよいですか?

A. 人数を絞ることをおすすめします。半日(3〜4時間)でも相互理解の入口はつくれますが、1グループの人数が多すぎると発言機会が確保できず、研修そのものが機能しません。対象を絞って2回に分けるか、まず1部署で実施して結果を見てから横展開する進め方が現実的です。

Q. 他社より高い見積もりを、社内でどう説明すればよいですか?

A. 総額ではなく1人あたりの単価に換算し、含まれている項目の差を並べてください。1日プログラムを30名で実施すれば、1人あたり1万3,000〜1万5,000円(税別)の水準です。そのうえで、安い見積もりに事前設計費が含まれていないことを示すと、金額差の理由が伝わります。稟議用の資料が必要な場合はご相談ください。

Q. 費用の支払いはいつになりますか?

A. 当社の場合、研修実施後の請求・お振込みが標準です。実施前の前払いをお願いすることはありません。複数回の実施や大規模研修の場合は、個別に条件をご相談させていただきます。支払いサイトについても貴社の規定に合わせて調整可能ですので、見積もり時にお申し付けください。

Q. 実施後に追加費用が発生することはありますか?

A. 事前にお見積りした範囲を超える依頼がなければ発生しません。追加が起きやすいのは、当日の参加人数が想定を大きく超えた場合と、事後レポートを後から依頼された場合の2つです。人数の変動が見込まれる場合は、見積もり段階でレンジをお伝えいただければ、その前提で金額を提示します。

まとめ——費用は「総額」ではなく「1人あたり」と「含まれるもの」で見る

チームビルディング研修の外注費用は、当社の実勢で半日30〜35万円、1日40〜45万円(税別・20名前後)です。市場のレンジは3倍以上の幅がありますが、その差の大半は事前設計費と講師体制、そして教材費や事後レポートが含まれているかどうかから生まれています。加えて、教材の送料と首都圏以外の交通費は別途発生します。

社内実施は直接費用こそゼロですが、20〜40時間の準備工数と、人事が進行することで参加者の本音が出にくくなるという質の差があります。差は思われているほど大きくありません。

予算を社内で通すときは、総額ではなく1人あたりの単価に換算してください。1日プログラムを30名で実施すれば、1人あたり1万3,000〜1万5,000円(税別)です。決裁者が比較する対象が変わり、判断しやすくなります。

そして抑えてはいけないのは、事前設計費と講師体制の2つです。ここを削った研修は、実施したという記録は残りますが、3か月後には何も残りません。

お見積りのご依頼、予算に合わせたプログラムのご相談は無料相談・お問い合わせからお気軽にどうぞ。プログラムと料金の詳細は研修の内容・料金ページに、チームビルディング研修そのものの全体像はチームビルディング研修とは何かを解説した記事にまとめています。

【著者情報】

森琢也(もり たくや) 株式会社クック・ビジネスラボ代表取締役 中小企業診断士/レゴ®シリアスプレイ®認定ファシリテーター 講師歴15年以上・累計100社以上・6,000名超の研修実績 企業概要・講師プロフィール