2026/04/16
全社会議・全社MTGのコンテンツに悩んでいる担当者へ——レゴ®シリアスプレイ®で「聞くだけ」を終わらせる方法
「毎回同じキックオフで終わっている」と感じている人事・研修担当者の方へ。本記事では、営業部・マーケティング部・研究開発部門・製薬会社メディカルアフェアーズ部門など多様な部署でのキックオフにレゴ®シリアスプレイ®を活用した事例と、全員が語り合える場をつくる具体的な設計方法を解説します。
[クリックでジャンプ]
毎年恒例の全社会議・全社MTGの企画を任されたとき、「今年こそ参加者が前のめりになる場にしたい」「例年通りの講演+表彰式ではなく、何か新しいコンテンツを入れたい」と感じている担当者の方は多いはずです。本記事では、全社会議・全社MTGのコンテンツとしてレゴ®シリアスプレイ®(LSP)を活用した体験型ワークショップを導入する方法と、実際の活用事例・設計のポイントを解説します。累計100社以上・6,000名以上の実績をもとに、全社規模の場を「参加者全員が語る場」に変える方法をお伝えします。
全社会議・全社MTGが「毎年同じ」になってしまう構造的な理由
全社会議の企画担当者が毎年直面する悩みは、ほぼ共通しています。
- 「役員のプレゼンが長くて、後半は誰も集中していない」
- 「表彰式はいつも同じメンバーで、他の人は関係ない感じになる」
- 「懇親会だけが盛り上がって、本編が形骸化している」
- 「参加者が多いので、全員参加型のコンテンツをどうすればいいか分からない」
- 「経営メッセージを全社員に届けたいのに、聞いて終わりになっている」
これらの悩みに共通する根本原因は一つです。全社会議が 「発信する側(経営・役員)」と「受け取る側(社員)」に完全に分離した一方通行の場 になっていることです。
どれだけ内容を磨いても、社員が「聴く側」のままでは、経営メッセージの腹落ちも、組織の一体感も生まれません。全社会議が「義務感で参加するイベント」になってしまうのは、コンテンツの問題ではなく、 場の設計の問題 です。
全社会議に体験型ワークショップを入れると何が変わるか
レゴ®シリアスプレイ®を使った体験型ワークショップを全社会議に組み込むと、場の構造が根本から変わります。
「聴く」から「語る」へ:全社員が主役になる
LSP研修では、全員がブロックで作品をつくり、全員が発表します。200名規模の全社会議であっても、小グループに分かれることで全員が「語る側」に立ちます。
「経営の話を聞くだけの場」が、「自分たちの会社について全員が語り合う場」に変わります。この体験の差は、翌日以降の職場への影響に大きく表れます。
経営メッセージが「自分ごと」になる
全社会議で経営陣が伝えるビジョン・戦略・理念——これらを「聞く」のと、「自分はそれをどう受け取り、どう行動するか」をブロックで表現して語るのでは、腹落ちの深さがまったく異なります。
「会社のパーパスを自分の仕事にどうつなげるか」「中期計画の中で自分が担う役割は何か」——このような問いをLSPで扱うことで、会社の言葉が社員の言葉に変換される場が生まれます。
部門を超えた相互理解が生まれる
全社会議は、普段交わらない部門の社員が一堂に会する数少ない機会です。しかし通常の全社会議では、講演を隣に座った人と一緒に「聞く」だけで終わり、その人が何を考えているかは分かりません。
LSPでは、グループをあえて部門混在で編成することで、「同じ会社にいながら、こんなに違う仕事観・価値観を持つ人がいるんだ」という発見が生まれます。これが部門横断の協力関係の土台になります。
全社会議・全社MTGでのLSP活用:3つの設計パターン
パターン①:経営理念・パーパスの浸透ワークショップ
全社員に経営理念やパーパスを「腹落ちさせる」ことを目的とした設計です。
- お題例①:「会社のパーパスを自分の仕事でどう体現しているか」
- お題例②:「この会社が10年後にどんな存在になっていてほしいか」
- お題例③:「自分がこの会社で大切にしたい価値観とは何か」
個人作品で「自分にとっての会社の意味」を語り、グループ作品で「私たちの会社がめざすもの」を統合します。経営が伝えたいメッセージが、社員一人ひとりの言葉に変換される場が生まれます。
パターン②:中期計画・新年度方針の腹落ちワークショップ
中期経営計画の発表や、新年度方針共有のタイミングに組み合わせる設計です。
- お題例①:「中期計画が達成された3年後、自分はどんな仕事をしているか」
- お題例②:「新年度の方針を受け取って、自分のチームで何を変えたいか」
- お題例③:「この会社が成し遂げようとしていることに、自分はどう貢献できるか」
「計画を聞く」から「計画を自分のものにする」への転換が、このパターンの核心です。
パターン③:全社の相互理解・一体感づくりワークショップ
部門横断で社員同士の理解を深め、組織の一体感をつくることを目的とした設計です。
- お題例①:「自分がこの会社で誇りに思っていること」
- お題例②:「一緒に働く仲間に知ってほしい、自分の仕事への向き合い方」
- お題例③:「この会社の強みとは何か」(グループ作品)
あえて部門混在でグループを編成することで、普段は交わらない社員同士の「意外な共通点」と「多様な視点」が浮かび上がります。組織の多様性を「知的財産」として感じる体験が、エンゲージメントの向上につながります。
全社会議でのLSP活用事例
大手総合商社:全社員向けビジョン浸透ワークショップ
三菱商事をはじめとする大手総合商社では、全社会議・マネージャーミーティングにLSPを組み込み、経営ビジョンの浸透と部門横断の対話を同時に実現しています。「役員のプレゼンを聞くだけの場」から、「自分たちの言葉でビジョンを語り合う場」への転換が、翌年度の組織行動に変化をもたらしています。
全社マネージャーミーティングでの活用
マネージャー層を一堂に集めたミーティングでは、「自分のチームをどんなチームにしたいか」「マネージャーとして大切にしている価値観は何か」というテーマでLSPを実施します。
普段はそれぞれの部門でサイロ化しがちなマネージャー同士が、ブロックを介して本音で対話することで、組織横断での連携と、管理職としての共通言語が生まれます。「他の部署のマネージャーがこんなことを大切にしていたとは知らなかった」という驚きが、組織全体のマネジメントの質を底上げします。
世界的な食品・飲料メーカー:マーケティング部の全体MTG
世界的な食品・飲料メーカーのマーケティング部では、年次の全体MTGにLSPワークショップを組み込みました。「自分たちのチームが市場に届けたい価値とは何か」というグループテーマで、普段はそれぞれのブランド担当として動いているメンバーが、部門全体の視点で対話する場をつくりました。「ブランドの壁を越えた対話が生まれた」「普段は分業になっているので、こういう場がないと話せなかった」という声が寄せられています。
大手総合コンサルティングファーム:マーケティング部の全社MTG
大手総合コンサルティングファームのマーケティング部でも、部門全体のMTGでLSPを採用しています。論理的思考とデータドリブンな文化が強い組織において、「手を動かして直感で語る」プロセスが普段とは異なる視点を引き出す場として機能しています。「言語化する前に手が動く体験が新鮮だった」「普段の会議では出てこない発想が出てきた」という声が特に多い組織です。
▶ 全社会議・全社MTGへのLSP導入相談はこちら(初回無料)
大人数の全社会議でLSPを実施するための設計ポイント
全社会議は参加者が多いため、キックオフや部門内研修とは異なる設計上の工夫が必要です。
グループ編成の工夫
1グループの推奨人数は5名(通常4〜6名)です。100名規模であれば約20グループ、200名規模であれば約40グループに分かれて同時進行します。
グループ編成のパターンは目的によって変わります。
- 部門横断編成:普段交わらない部署のメンバーを混ぜる→部門を超えた相互理解・新鮮な対話が生まれる
- 部門内編成:同じ部署・チームで固める→チームの方向性の統一・普段言えなかった本音が出やすい
- 階層混在編成:役員・管理職・一般社員を混在させる→上下関係を超えた対話・フラットなコミュニケーション文化の醸成
ファシリテーションの設計
大人数では、ファシリテーターが各グループを巡回しながら進行します。クック・ビジネスラボでは、大人数向けに独自開発したLSP専用の質問リストと進行設計を活用し、グループ間の対話の質を均一に保ちます。
全体共有セッションの設計
各グループの作品・発表内容を全体でどう共有するかの設計も重要です。全グループが発表する「全体共有」、代表グループが発表する「抜粋共有」、グループ作品を全員が見て回る「ギャラリー形式」など、参加人数・時間・目的に応じて設計します。
全社会議の前後との連動設計
全社会議は単独のイベントではなく、年間の組織開発スケジュールの中に位置づけることで効果が最大化されます。
全社会議の「前」にやること
- 事前に経営メッセージ・中期計画の資料を配布し、「読んできてください」と依頼する
- 参加者に「当日のワークショップで扱うテーマ」を予告し、考えてくる時間をつくる
- 担当者がオンライン体験会でLSPを体感し、参加者への事前案内文を準備する
全社会議の「後」にやること
- グループ作品の写真・参加者の発言サマリーを社内報・イントラネットで共有する
- 各部門のマネージャーが1on1で「全社会議でどんな気づきがあったか」を振り返る
- 全社会議で宣言したアクションを、翌月の部門ミーティングで確認する
「全社会議で終わり」ではなく、前後の設計まで含めることで、全社規模の場が組織変革の起点になります。
全社会議でのLSP研修:規模・所要時間・料金
| 規模・形式 | 推奨所要時間 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 30〜50名規模 | 3〜4時間(半日) | 部門全体MTG・マネージャーミーティング |
| 50〜100名規模 | 3〜4時間(半日)〜6時間(1日) | 中規模全社会議・事業部全体会議 |
| 100名以上の大規模 | 3〜4時間(会議プログラムの一部として組み込み) | 大規模全社会議・社員総会の体験コンテンツ |
クック・ビジネスラボの全社会議支援
クック・ビジネスラボは 2016年に国際認定資格を取得 し、 累計100社以上・6,000名以上 にレゴ®シリアスプレイ®研修を提供してきました。主要都県庁向け研修参加者アンケート(2025年実施)では 満足度4.71 / 5.0点・推奨率96% 、リピート率は 約80% です。
全社会議・全社MTGへのLSP組み込みは、参加者規模・会議の目的・既存プログラムとの組み合わせによって最適な設計が変わります。「どんな構成にすればいいか」「自社の全社会議に合うか」という段階からご相談いただけます。
お問い合わせから実施まで通常 2〜4週間 が目安です(1週間以内は要相談)。全社会議・社員総会シーズン(3〜4月・9〜10月)はご希望が集中するため、早めのご相談をおすすめします。
▶ 全社会議・全社MTGへのLSP導入相談はこちら(初回無料)
まとめ:全社会議を「聞くだけのイベント」から「全員が語る場」に変える
全社会議・全社MTGの最大の課題は、「発信する側」と「受け取る側」の分離です。経営メッセージがどれだけ優れていても、社員が「聴く側」のままでは腹落ちも一体感も生まれません。
レゴ®シリアスプレイ®を使った体験型ワークショップは、全社規模の場であっても「全員が語る」という構造を実現できます。経営の言葉が社員の言葉に変換され、部門を超えた相互理解が生まれ、「この会社で働いていることへの誇り」が醸成される場——それが、LSPを取り入れた全社会議が実現することです。
「今年の全社会議を変えたい」と感じている担当者の方は、まずお気軽にご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 全社会議の一部にLSPを組み込む場合、どのくらいの時間が必要ですか?
A. 全社会議のコンテンツとして組み込む場合、最低でも2時間、標準的には3〜4時間が推奨です。2時間以下では深い対話が生まれにくいため、可能であれば半日(3〜4時間)のブロックを確保することをおすすめします。既存の会議スケジュールへの組み込み方はご相談ください。
Q. 100名以上の大規模な全社会議でも実施できますか?
A. 対応可能です。1グループ5名(通常4〜6名)のグループに分けて同時進行する設計で、100名以上の大規模実施にも対応しています。進行設計・グループ編成・全体共有セッションの設計は規模に応じてカスタマイズします。200名以上の実施実績もあります。
Q. 全社会議でLSPを使う場合、グループはどう編成すべきですか?
A. 目的によって異なります。部門横断の相互理解が目的なら異なる部署のメンバーを混在させる、チームの方向性統一が目的なら同じ部署で固める、フラットな文化醸成が目的なら役員・管理職・一般社員を混在させる設計が効果的です。事前ヒアリングで最適なグループ編成をご提案します。
Q. 経営陣・役員も参加する全社会議でLSPを実施できますか?
A. 非常に効果的です。役員・経営陣が同じテーブルでブロックをつくり、同じルールで発表する場は、通常の会議では生まれません。「役員のあんな一面を初めて見た」「経営陣がこんなことを大切にしていたと知らなかった」という驚きが、組織の心理的安全性を一気に高めます。
Q. 全社会議で使うお題はどうやって決まりますか?
A. 事前ヒアリングをもとにクック・ビジネスラボが設計します。全社会議の目的(ビジョン浸透・中期計画共有・一体感醸成など)・参加者の属性・既存の会議プログラムの内容を確認したうえで、その場に最適な問いを一から設計します。テンプレートの使い回しはしません。
Q. 全社会議にLSPを入れることへの社内稟議を通すには、どんなデータが使えますか?
A. クック・ビジネスラボでは稟議・上申用の参考資料(導入実績・アンケートサマリー・プログラム概要)をご提供しています。主要都県庁向け研修での満足度4.71 / 5.0点・推奨率96%(2025年実施)、累計100社以上・6,000名以上の実績データをご活用いただけます。
Q. 全社会議・全社MTGへのLSP導入にかかる費用はいくらですか?
A. 30〜100名規模は300,000円〜(税別)が目安です。100名以上の大規模実施は別途お見積もりとなります。まずどんな内容が自社の全社会議に合うか相談したい場合は、オンライン体験会(約2時間・5,000円/人・税別)で担当者自身が体感することをおすすめします。
Q. 毎年同じ形式の全社会議が定着しています。変えることへの社内抵抗はどう対処しますか?
A. まず担当者自身がオンライン体験会でLSPを体感し、「これは使える」という確信を持つことが最初のステップです。その体験談を社内で共有することで、「やってみる価値がある」という合意が生まれやすくなります。また、全社会議の全体をLSPに変えるのではなく、「後半の1〜2時間だけ試す」という小さな一歩からの導入もご提案しています。
Q. 全社会議の後、変化を持続させるにはどうすればいいですか?
A. 全社会議で生まれた気づき・発言・作品を社内で可視化し続けることが重要です。グループ作品の写真・参加者の発言サマリーを社内報・イントラネットで共有し、各部門の1on1で振り返る仕組みをつくることで、全社会議が「年1回のイベント」ではなく「組織変革の起点」になります。
Q. 問い合わせから全社会議当日まで、どのくらいの期間が必要ですか?
A. 通常2〜4週間が目安です(1週間以内は要相談)。全社会議・社員総会シーズン(3〜4月・9〜10月)はご希望が集中するため、実施希望日の1〜2ヶ月前を目安にご相談ください。「まず内容の相談だけしたい」という段階からも対応しています。
Q. 全社会議でLSPを実施する際、会場に特別な設備は必要ですか?
A. テーブルと椅子が確保できる場所であれば実施可能です。ホテルの宴会場・研修施設・社内の大会議室など、グループに分けてテーブルを配置できる場所が理想的です。クック・ビジネスラボがレゴ®ブロック等の教材をすべて持参します。会場選定のご相談にも対応しています。